お日様のぽかぽかと照る春の日に
サガとカノンは、なかよしのアイオロスとアイオリアを誘ってお花見に出かけました。
みんなのおうちの近くには、とってもすてきな桜の名所があるのです。
町外れの小川をこえて、山道を登ると、そこは見渡す限り一面の桜の海でした。
「うわあ･･･すごいね、すごいね。なんだか別の世界にいるみたい！」
「花びらがひらひらして、雪が降っているみたい！きれいだね〜！」
アイオロスとサガは満開の桜の木を見上げてうっとりとしています。
なのに、ふたりの弟たちは桜の木の下に置かれた風呂敷包みを見て
そわそわ、そわそわと落ち着かない様子です。
「ねえっ、サガぁ。お弁当まあだ？」
「にいさーん、アイオリアおなかすいたー。」
どうやらカノンとアイオリアは、お花よりもお重のなかのごちそうが気になるようです。
そうですね、おいしいお弁当はお花見にかかせない楽しみの一つですもの。
それではみんなで楽しいお昼ご飯にいたしましょうか。
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ええと・・・(大汗)今さらですが、春の絵をアップです。
５００２番、みぴさまリクエストの「桜と、サガ、カノン、アイオロスのいずれか」・・・。
遅れたお詫びに全員描かせていただいております。そしておまけに一人増えております。
と、言いますか、サガ、カノン、アイオリアでお出かけすると
アイオリア一人が留守番して、玄関でさみしそうにお見送りするのがかわいそうで、
思わず連れて来てしまいました。
リクエストどうもありがとうございました。